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【山梨】どこに行っても膝の痛みが治らない場合に本当に必要な、たったひとつの治療とは?

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こんにちは。山梨で唯一の「膝の痛み・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。膝の痛みを訴えて、いろいろな病院をめぐったけれど、一向によくならない。そんな方が数多く当院にも来院されます。これだけ病院や治療院があり、治療に関する様々な情報が数多くある中、なぜ膝の痛みに悩まれる方があとをたたないのか?

 

長年治療を行っているにも関わらず膝の痛みが改善しないのは、治療期間や治療法に注目するのではなく、「なぜ痛くなったのか?」の原因を特定しないまま治療を行うからです。膝痛は原因さえはっきりしていれば必ず改善することができます。今回は、当院が考える膝の痛みの治療と、そのために必要な根本原因の追求について、膝痛に本当に必要な治療を合わせてご紹介しています。

 

膝に炎症を起こす理由

膝の痛み

膝に痛みが出るのは、膝関節周囲に炎症が起こっているからです。では、炎症とはどのようなことを言うのでしょうか。ただ腫れて痛いだけが炎症ではありません。

 

炎症とは

 

炎症とは、身体の一部に、痛みや赤み、熱が生じることを言います。炎症には、「発赤」「腫脹」「疼痛」「熱感」「機能障害」という5大徴候があることで知られています。

ところで、皆さんは炎症を悪いものだと思っていませんでしょうか。私たちの身体が傷つくと、そこには血液が集まってきます。なぜなら、血液が酸素や栄養、白血球などを供給してくれるからです。

その際、必ず熱と痛みが生じます。つまり、炎症とは患部が悪化しているから現れるのではなく、患部を修復するために起こっているのです。風邪を引いたときに熱が出るのをイメージすると、分かりやすいのではないでしょうか。

膝痛があるときに、炎症を抑えることだけに注目(対症療法)していると、いつまでたっても根本的に膝痛が治らないということになりかねないのです。

 

「軟骨がすり減って痛い」は間違い

 

膝痛を訴えて病院や整形外科を受診した人の中には、「膝の軟骨がすり減って痛みが生じている」と説明された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、膝の軟骨には痛覚が存在していません。それに関しては骨も同様です。だから、膝の軟骨がすり減ろうが、骨と骨とがぶつかろうが、痛みが出ることはないのです。

骨折をしたときに、骨の癒合を助けるため、ボルトなどの金属で固定することがありますよね。そのボルトによって痛みが出ることがないことからも、骨に痛覚のないことが分かるのです。

 

膝の痛みがある場合に考えられる疾患

 

それでは次に、膝の痛みがある場合に考えられる疾患についてみていきたいと思います。以下のような疾患を発症した場合、膝に痛みがでてくることになります。

 

オスグットシュラッター病

 

オスグットシュラッター病は、小学校高学年から中学校の児童によくみられる、成長痛の一種です。太股の前側にある筋肉(大腿四頭筋)が、膝蓋骨(いわゆる)膝のお皿の下にある、脛骨粗面をけん引することによって、痛みが表れます。

スポーツ障害の一種として知られており、太ももの前側をよく使う競技(陸上競技やサッカー、バスケットボールなど)をしている児童によくみられる疾患です。

靱帯損傷

 

膝の痛みがある場合に考えられる疾患としては、靭帯損傷もあげられます。膝関節に見られる主な靱帯損傷としては、以下のようなものがあげられます。

外側側副靱帯損傷

後に紹介する内側側副靱帯損傷とくらべると頻度は低いのですが、交通事故やスポーツなどが原因で、膝関節の外側にある靭帯を傷めるのが、外側側副靱帯損傷です。

内側側副靱帯損傷

内側側副靱帯損傷は、膝関節の靱帯損傷の中では、比較的ポピュラーな疾患です。膝関節に外反力が加わることによって、膝関節の内側に強い負荷がかかり、膝の内側にある靭帯を痛めてしまうのです。

内側側副靱帯損傷のみの損傷であれば、比較的回復は早いのですが、内側側副靱帯損傷にともなって、半月板や前十字靱帯も併せて損傷すると、治癒が遷延することとなります。

前十字靱帯損傷

前十字靱帯損傷も、スポーツ障害としてよく知られています。跳躍をともなう競技で、着地した際に膝をひねると、前十字靭帯損傷のリスクが高くなります。前十字靭帯が断裂した場合、膝の力が入らず、膝から崩れ落ちるという特徴もあります。

半月板損傷

半月板損傷も、スポーツをする人によくみられる疾患です。大腿骨と脛骨の間にあるクッションのような靭帯なのですが、その見た目から半月板と呼ばれています。

若い人の場合は運動によって傷めることが多いのですが、加齢にともなう膝関節のバランスの変化によって、おもに内側の半月板を損傷するケースもあります。

 

鵞足炎

 

鵞足炎もスポーツ障害の一種で、縫工筋と半腱様筋、薄筋の付着部(鵞足部)に負荷がかかることによって、痛みを生じます。サッカーや陸上競技をおこなう人によくみられます。

変形性膝関節症

 

変形性膝関節症は、加齢にともなってひざの軟骨がすり減り、おもに膝の内側に痛みが現れたり、水が溜まったりする疾患として知られています。変形性膝関節症に関しては、次項で詳しく紹介したいと思います。

 

 

手術をよく奨められる変形性膝関節症とは

膝の変形

中年期以降に、膝の内側が痛くなったときに考えられる疾患の1つが、変形性膝関節症です。では、変形性膝関節症とはどのような疾患なのでしょうか。

膝関節が変形する疾患

 

変形性膝関節症はその名の通り、膝関節が変形することによって、痛みや機能障害を引き起こす疾患です。O脚をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、膝関節の内側が狭くなることで発症するとされています。

 

 

膝関節が変形する原因

 

膝関節が変形する原因に関しては、骨盤の後傾や筋力の減少、全身のバランス、歩き方、筋肉の使い方などいろいろなことがあげられています。

 

 

変形性膝関節症の症状

 

変形性膝関節症の症状としては、膝の内側の痛みや歩行時痛、膝の曲げ伸ばしが困難になる、膝に水がたまるなどといったことがあげられます。

変形性膝関節症の治療法

 

変形性膝関節症を発症した場合、病院や整形外科ではどのような治療がおこなわれるのでしょうか。

 

シップや痛みどめ

膝の痛み

変形性膝関節症の治療法としては、シップや痛みどめを用いるということがあげられます。炎症を鎮めて、痛みを感じなくさせるという訳です。

手術

膝の手術

変形性膝関節症が進行した場合、人工関節におきかえるための手術が奨められることもあります。ただ、一時的に痛みが治まるものの、再度発症するケースもまま見られます。

変形性膝関節症を改善するにはどうしたらいい?

 

変形性膝関節症をなるべく手術せずに治したいという場合、どのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。

水を抜くのはクセになる?

 

膝の水を抜くとクセになるといいますが、それは、膝に水がたまる原因を取り除いていないからです。また、膝の水は理由があって出ているのであって、抜いたからと言って根本的な解決とはなりません。

 

運動はした方がいい?

膝の運動

変形性膝関節症を発症した場合、大腿四頭筋を鍛えるリハビリが推奨されますが、それによって痛みが増すケースも多々あります。痛みが出ない運動をするべきでしょう。

体重は減らした方がいい?

 

変形性膝関節症を発症すると、多くのケースで体重を減らすよう指導されます。ただ、体重を減らしても、膝の内側にかかる負荷を減らさないと、やはり根本的な解決とはなりません。

コラーゲンの摂取は意味がある?

 

関節痛の際に、コラーゲンの摂取が推奨されることもあります。ただ、コラーゲンを経口摂取したからと言って、膝の軟骨に変化する訳ではありません。肌の保水力はアップするそうですが、関節にはほとんど意味がないと言ってよいでしょう。

 

ヒアルロン酸注射は効果がある?

 

ヒアルロン酸注射によって、一時的に痛みを緩和することは可能です。ただ、膝痛の本当の原因を取り除かなければ、やはりそのうちに痛みが現れることとなります。

 

変形性膝関節症の本当の原因と対処法

 

病院や整形外科では、基本的に変形性膝関節症の対症療法がおこなわれています。なぜなら、変形性膝関節症の原因が軟骨の摩耗であり、炎症であると考えているからです。ただ、当院では変形性膝関節症の本当の原因について、以下のように考えています。

筋肉の緊張と血行不良

 

変形性膝関節症はひざの軟骨がすり減ることで、骨と骨とがぶつかって痛みが生じるなどと説明されますが、先述したように、軟骨や骨には痛覚が存在しません。

ということは、可能性的に膝痛の原因は、筋肉の緊張に絞られてきます。実際、変形性膝関節症の膝周りに触れてみると、必ず筋緊張がみられます。

変形性膝関節症の人のほとんどが、筋緊張を緩和することで、痛みが和らいだとおっしゃいます。筋緊張の原因の1つが血行不良なので、そちらも併せて改善することが重要です。

 

バランス状態を改善する

変形性膝関節症を根本的に改善するために、バランス状態も改善する必要があります。なぜなら、膝痛の原因となっている筋緊張を取り除いても、膝の内側に負荷がかかるバランス状態を放置していれば、また膝の内側に痛みが生じることなるからです。

 

変形性膝関節症の改善に本当に必要なたった1つの治療法

以上の説明から分かるように、変形性膝関節症の改善に本当に必要なことは、膝周囲の筋緊張を緩めることと、全身のバランス状態を改善すること、そして血行を促進することです。

ももたに整骨院では、筋膜リリース療法によって効率よく筋緊張を緩和し、血行を促進、さらに全身のバランスを整えることで、変形性膝関節症を根本から改善していきます。手術をしたくないという方は、ぜひ一度お気軽に相談してくださいね。

 

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