みなさん、こんにちは。山梨市で唯一の「慢性腰痛・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。
最近、家族の付き添いで大きな病院へ行くことがありました。ロビーで待っていましたが、職業病というか何というかどうしても人の歩く姿や姿勢が気になってしまいます。
特に私が気になったのが膝でした。膝が悪い方は歩き方がどうしてもかばった動きになるので目立ってしまいます。変形性膝関節症と思う方もたくさん見受けられましたし、本当に辛そうでした。おそらく整形外科へ行くともっとたくさんの方が膝の痛みで悩まれているのだと感じました。
今回は、変形性膝関節症についてお話していきたいと思います。
膝に変形がある人はどれくらいいるのか
現在日本で膝に変形(成人以上に限る)があるのはだいたい3人に1人と言われています。男女を比較すると女性は男性の2倍の人が変形性膝関節症になっています。
女性に多いのは何故?
女性の場合、股関節の臼蓋形成に問題があったり、男性と比べて関節を支える筋肉量の違いが挙げられます。
あとは、女性特有の座り方も要因だと思います。以前にもお伝えした「アヒル座り」「お姉さん座り」です。股関節を捻じった状態で上半身の体重がかかるので軟骨に負担がかかりやすいんです。
特に子どもや10代の時から上記の座り方をしている人は相当な負担が軟骨にかかっているかと思います。
変形が起きて痛みが出るわけではありません
痛みが出る以前から変形は起こり始めています。決して変形が一日や数日で起こりません。必ず時間をかけてじわじわ変形が起こるのです
よく「急に痛くなった」と仰られる方がいますが、股関節だけでなく他の場所も痛みを感じるのはいつも急なもんです。
私たちが気づかない間に、歩き方や座り方での体重のかけ方、運動不足による筋力の低下が膝関節を変形させていくのです。
実際に患者さまのお話を聴くと、昔アヒル座り・お姉さん座りをずっとやっていて膝が痛くなってきて当院に来院されたとの事でした。
変形性膝関節症の特徴
これは膝だけに限った訳ではないですが変形し始めはすごく痛みを感じます。そしてある程度変形が治まってくると痛みも落ち着いてきます、これは股関節も指などもそうです。
注意してほしいのは、痛みが落ち着いたからといって治っている訳ではないと知っておいて下さいね。
当然また痛くなる可能性もあるし、無理をして歩いたりすると痛みも出てきますからね。
まだまだお伝えしたい事がありますが、今回は変形性膝関節症の男女比と特徴を簡単にですがお話してきました。
また次回も変形性膝関節症の特徴などをお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。