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変形性膝関節症の痛みと軟骨は関係ない!膝痛の本当の原因と対処法

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こんにちは。山梨で唯一の「膝の痛み・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。今日は当院でも来院が多い膝の痛みについて、多くの方が今までの治療では良くならないと悩まれている場合の本当の原因と、改善していく為に必要な治療について、当院の多くの治療経験を通じて得られた有効な対策をご紹介していきます。

過去に膝の痛みで悩まれた方のほとんどの方は、整形外科を受診し「軟骨がすり減っている」とか、「年だから仕方ない」などと言われていて、当院に来院されてもそのようなお話から治療が始まります。そこで私が患者様にお伝えする最初の一言はいつもこうです。

『実は、軟骨と膝痛には因果関係がないのです。そのことをご存知でしたか?』

そして、多くの方が年齢や加齢、軟骨のすり減りによって膝が改善しないと思い込み、実際に改善しないケースが後を絶ちません。

当院のケースを元に、実際にどのように長年悩んで来られた膝の痛みを抱える患者様を改善していくのか、具体的にお話します。

まず、膝の痛みの種類や一般的な症状などを細かくご理解頂くことが大切です。その上で具体的な当院の治療方法などをご紹介していきます。

膝痛が起こる疾患と痛みの出やすい場所

膝に痛みが出る疾患はいろいろありますが、疾患によって痛みの出る場所もさまざまです。では、膝痛が起こる疾患には、どのようなものがあるのでしょう。そして、膝のどこに痛みが出やすいのでしょう。

太もも

膝蓋腱炎

膝に痛みが出る疾患としては、膝蓋腱炎があげられます。膝蓋腱炎は別名を「ジャンパー膝」ともいい、バスケットボールやバレーボールなど、跳躍をともなう運動をするアスリートによく見られます。

太股の前側にある筋肉(大腿四頭筋)は、膝のお皿(膝蓋骨)の上部に付着し、そこから腱(膝蓋腱)となって、お皿の下部にも付着しています。

膝蓋腱炎は、スポーツをする人だけでなく、大腿四頭筋の硬い人にも見受けられます。しゃがんだときにお皿の上や下に痛みの出る場合、膝蓋腱炎を起こしている可能性があります。

靭帯損傷

膝にはいくつかの靭帯がありますが、靭帯を傷めることによって、膝に痛みの出るケースもあります。主な靱帯損傷としては、内・外側副靱帯損傷、前・後十字靱帯損傷、半月板損傷などがあげられます。

膝の内側の靭帯を損傷した場合は膝の内側に、膝の外側の靭帯を損傷した場合には、膝の外側に痛みが表れます。ただ、前十字靱帯を損傷したような場合、内側半月板損傷をともなうことが多いので、一概に膝のどこに痛みが出るとは断定できません。

オスグットシュラッテル

成長痛

オスグットシュラッテルは、小学校高学年から、中学生にかけての児童によく見られる、成長痛の一種です。筋肉の発達が骨の成長に追い付かず、膝に痛みを生じます。

すねの骨のことを脛骨といいますが、お皿の下にある少し膨らんだ部分のことを脛骨粗面と呼んでいます。オスグットシュラッテルを発症した場合、脛骨粗面に痛みや熱感が表れます。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、中高年以上の女性に多くみられる疾患で、当院にも変形性膝関節症に悩まされている方が、たくさんお見えになっています。

膝に痛みを訴えて整形外科を受診して、「変形性膝関節症ですね」と言われたとします。その次によく言われるのが、「膝の軟骨がすり減っている」とか、「年齢だから仕方がない」という言葉です。

ただ、変形性膝関節症による痛みが、両膝同時に現れるとは限りません。その時点で、「年齢だから仕方がない」訳がないのです。

また、軟骨や骨には痛覚がありません。だから、軟骨がすり減ろうが、骨と骨とがぶつかろうが、痛みが出ることはあり得ないのです。

骨と骨とがぶつかると痛いと思いますか?もし骨と骨とがぶつかって痛いのであれば、骨折をしたときにボルトで固定するなど、もってのほかであるはずですよね。

骨には痛覚がないから、ボルトで固定することが可能なのです。では、変形性膝関節症の本当の原因はなんなのでしょう。それに関しては、後ほど詳しく解説したいと思います。

変形性膝関節症の症状

中高年以降の女性に多くみられる変形性膝関節症ですが、発症した場合、どのような症状が現れるのでしょうか。

膝の変形

 

膝の内側に痛みが出る

変形性膝関節症の特徴的な症状として、膝の内側に痛みが出る、ということがあげられます。整形外科では、足がO脚気味になって、膝の内側が狭くなるので、膝の内側に痛みが出ると説明されます。

実際に、レントゲン写真を撮ってみると、膝の内側が狭くなっていることを確認できます。医学的知識がないと、その画像を見て納得してしまうのですが、先にも述べたように、軟骨と痛みとは関係がありません。

膝に水がたまる

変形性膝関節症の症状として、膝に水がたまるということもあげられます。痛みがある方の膝を見ると、シワがなくなって、パンパンに張っているのが分かります。

整形外科では水がたまると抜くことをしがちですが、実は、膝の水は痛みを緩和するために出てきているのです。そのため、膝の水は抜いたとしても、変形性膝関節症が治らない限り、また溜まることとなります。

歩行が困難になる

変形性膝関節症による痛みがひどくなると、歩くのも困難となってきます。最悪の場合、人工関節を入れる手術が勧められることもあります。

 

変形性膝関節症の本当の原因

変形性膝関節症に悩まされている方は多いですが、なぜ変形性膝関節症は治りにくいのでしょう。それは、変形性膝関節症の本当の原因を理解していないからです。

膝の筋肉

筋緊張

私は柔道整復師として、たくさんの変形性膝関節症患者さんを見てきました。そして、変形性膝関節症の患者さんには、ある共通点があることを発見しました。

まず、変形性膝関節症を発症する方の多くが、女性であるということです。そして、太っている方でも痩せている方でも、変形性膝関節症を発症することがあるということです。

一般的に、変形性膝関節症を患うと、ダイエットをするように指導されるのですが、痩せている人でも変形性膝関節症を発症するのですから、体重と変形性膝関節症とには直接的な関係はありません。

では、変形性膝関節症の原因は何なのでしょう。1つの答えが筋緊張です。変形性膝関節症の太ももを見てみると、太もも全体がガチガチに硬くなっています。この筋緊張をとるだけで、痛みの消失するケースが多々あります。

骨盤のゆがみ

変形性膝関節症を発症すると、ひざ内側に痛みが出やすいです。変形性膝関節症患者さんの多くがO脚気味になっていますが、それは、骨盤が後ろに傾いてしまうからです。

骨盤が後ろに傾くと、股関節が外旋するため、足がO脚気味になってしまうのです。それによって膝の内側の筋緊張が強くなり、膝の内側に痛みが出ることとなるのです。

血行不良

女性が変形性膝関節症を発症しがちなのは、血行が悪いこととも関係しているかもしれません。というのも、何らかの不具合が起こっている場所には、必ず血行不良も見られるからです。

女性は男性に比べると筋力で劣っているため、血行が悪くなりがちです。血液は全身に酸素と栄養を運んでいるので、血行が悪くなった場所は、回復力が低下してしまうのです。

膝痛の治し方

膝痛を治すポイントは3点あります。1つ目は、膝周り(太もも)の筋緊張を緩和すること、2つ目は、膝にかかる負担を減らすこと、3つ目は血行を良くすることです。

当院では、独自の筋膜リリース療法によって、ソフトでありながら効率よく筋緊張を緩和していきます。筋肉の緊張が取れれば、自然と血行もよくなります。

次に、全身のバランス調整をおこなうことで、膝の内側にかかる負担を減らしていきます。膝痛の原因が膝にあるとは限りません。全身のバランス状態が悪くなった「結果」として、膝の内側に痛みが出ているケースも多々あるのです。

ももたに整骨院で膝痛を治療するメリット

ももたに整骨院は、山梨で唯一の「膝の痛みを専門にしている」整骨院です。では、ももたに整骨院で膝痛を治療するのには、どのようなメリットがあるのでしょう。

画像診断では分からない膝痛の原因を解明

ももたに整骨院の院長は、国家資格である柔道整復師の免許を持っています。柔道整復師は、骨や筋肉、靭帯や腱に関するプロフェッショナルです。病院での画像診断では分からない、筋緊張に着目し、膝痛を根本から改善することが可能です。

全身のバランスをトータル的に改善

ももたに整骨院では、膝痛を改善するのに、膝だけを見ることはありません。なぜなら、膝痛の治療の際に、膝だけに注目するのは、「木を見て森を見ず」ということになりかねないからです。

膝に痛みが出るのは、全身のバランスや身体の使い方が問題なのです。そのため、全身のバランスをトータル的に改善することで、膝痛が出る原因を取り除くことができるのです。

まとめ

今回のブログでは、変形性膝関節症の本当の原因や、膝痛の治し方について解説しました。変形性膝関節症と言われた人の多くが、「年だから仕方ない」と諦めていますが、年齢と膝痛とは関係がありません。手術をするのは最後の手段にして、まずはももたに整骨院にご相談くださいね。

 

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