こんにちは。山梨市で唯一の「腰痛・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。
ハイヒールを仕事やどうしても履かないといけない場面があると思いますし、好みで履かれる人もいますね。
私が以前京都で治療をしていた高校生は友達と買い物行く時は必ず7センチくらいのヒールを履いていました。その子は10代にして外反母趾で腰痛もちでした。
オシャレって大変ですよね。。。
今回は、女性特有の腰痛の原因であるハイヒールと腰痛の関係と対策方法についてお伝えしていきます。
ハイヒールが腰痛の原因になる?
①体全体のバランスが悪い
ハイヒールを履いている人の足はつま先立ちの状態ですよね。
ヒールで足を支えることができていますが、重心の位置や体重のかけ方が悪い完全につま先立ち状態になってしまいます。
このような状態ですと、体全体のバランスも悪くなり、体の重心線が前方へ傾くため、少し前のめりの姿勢を保つための筋肉(抗重力筋)が限界を向かえ腰痛が引き起こされるのです。
頭や腕・からだの重さって自分では感じないですよね、でもイメージとしてはずっと筋トレしている状態なんですよね。
②筋力の低下
理想的な重心は左右の土踏まずの真ん中(外側のくるぶしの少し前方)だとされています。
しかしヒールを履いている場合、重心が前方にいくためつま先から歩いたり、つま先に体重がかかっている人が多いのです。
重心が本来の位置よりズレているので足に負担がかかるようになってしまい、腰や骨盤を支えるための筋肉や足関節や膝・股関節を安定させる筋肉が弱くなります。
身体を支えるための筋力が落ちることにより腰に無理がかかり腰痛を引き起こします。
ヒールを履く女性で腰痛を抱えている方は外反母趾にもなっていることがあります。
ハイヒールの特徴としては
①先端が細い形状
②つま先に荷重がかかりやすい
この2つの特徴が外反母趾になる要因なんです。
そして外反母趾の特徴として、親指が小指の方に曲がっていき、それによって親指の付け根が飛び出してしまっている。
痛みを我慢してハイヒールを履き続けると外反母趾を引き起こしてしまいます。
③外反母趾
外反母趾が腰痛の引きがねになる
ハイヒールを履き続けることにより外反母趾になると骨盤や股関節に歪みが起こります。
そして歩行での重心が過度に踵(かかと)にかかり過ぎ、その衝撃が腰へダイレクトに伝わってしまいます。
日常生活から踵に重心がかかり過ぎた状態となるので腰痛が引き起こされるのです。
ハイヒールでの腰痛を予防する
ハイヒールを履くことが避けられない時はしっかりとハイヒールによる腰痛対策をおこないましょう。
ハイヒールを履いている人はみんな腰痛になるかといえば、ならない人もいます。
このような方は、ハイヒールを履いていても重心や身体をバランスをしっかり取れるだけの体幹の筋肉がしっかり身についている人は腰痛にはなっていないです。
ですので腰周りやお尻・太ももやふくらはぎの筋力を向上させ、無理な体勢から腰痛を予防しましょう。
どうしてもヒールを履きたい方は5センチまでの高さに抑えることをおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。