こんにちは。山梨で「膝の痛み・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。整形外科で治療をおこなっている人の中には、膝の水を抜くという治療をおこなっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、膝の水抜きを繰り返しても、膝痛を根本から改善することはできません。今回は、膝に水がたまる原因について紹介するとともに、膝痛の最新治療法を紹介したいと思います。
膝痛に水がたまる疾患
膝痛の現れる疾患は年齢によってさまざまです。成長期の子供に見られるオスグットシュラッター病や、運動をよくする人にみられる膝蓋腱炎、半月板損傷、膝の靱帯損傷などいろいろな疾患があります。
中でも、膝に水がたまる疾患としてもっともよく知られているのが、中高年の女性に多くみられる変形性膝関節症です。一般的には、膝の内側の軟骨がすり減り、痛みが現れると説明されています。
筋肉を鍛えれば膝痛は治る?
膝痛を訴えて病院や整形外科を受診すると、「筋肉を鍛えなさい」と言われることがよくあります。特に、大腿四頭筋といって、太ももの前にある筋肉を鍛えるように指導されます。なぜなら、筋力不足によって膝痛が生じると考えられているからです。
筋力が低下するから痛みが出るということには、医学的根拠だけでなく科学的根拠もありません。痛みがあるから筋力が低下するのなら分かりますが、筋力が低下してなぜ痛みが出るのでしょうか。
また、痛みがある状態で無理に筋肉を鍛えると、さらなる痛みを誘発することとなります。腰痛の際にも腹筋を鍛えるように言われますが、腹筋が発達しているアスリートであっても、腰痛の人はたくさんいます。このように、筋肉を鍛えれば膝痛が改善するということには何の根拠もありません。
膝にたまる水ってなに?
膝に水がたまるとよくいわれますが、この「水」の正体はなんなのでしょう。膝にたまる水の正体は「関節滑液」と呼ばれるものです。
膝に炎症が起きると、滑液包から関節滑液が分泌されます。実はこの関節滑液ですが、炎症による痛みを抑えるために出るものなのです。だから、炎症を改善しないと、根本的な解決にはなりません。
膝痛は名医でなければ治せない?
テレビの情報番組などで、「予約が殺到する名医スペシャル」などといった特集の組まれることがあります。膝痛の専門外来や病院によっては、手術が数年待ちなどといったケースもあります。
では、膝痛は専門医にしか直すことができないのでしょうか。そんなことはありません。膝痛の原因をしっかりと突き詰めていけば、医師でなくても、手術をしなくても治せるケースはたくさんあります。
ももたに整骨院の膝痛最新治療法
ここまでの説明で、膝痛は水を抜いても治らないことが分かったと思います。どうしても痛みが強い場合や動きに支障がある場合は別ですが、基本的には膝の水は抜かない方がよいです。
ももたに整骨院では、独自の「筋膜リリース療法」によって、膝の炎症を改善することで根本的な膝痛の改善を目指しています。膝の炎症が治まれば、水を出す必要がなくなるからです。
痛みは身体的ストレスであり、精神的ストレスでもあります。人によっては心療内科を受診することもあるくらいです。そうならないためにも、早いうちにももたに整骨院で膝の治療を受けてくださいね。