こんにちは。院長の桃谷です。
妊娠中や出産後で腰痛に悩まされる方は多くいます。私の身近な親族や友達も腰痛でつらい日々を送っていたと聞きました。一般的にテレビや健康の情報などを観ると骨盤の歪みが原因とよく聞きます、私もそうだと思います。
ただ実は骨盤だけでなく、産後のある生活習慣が腰痛の要因にもなっているんです。
今日はそれを少しお話させていただきます。
週末外出すれば、ベビーカーに乗ったり、お父さんお母さんに抱っこされながら子どもがお出かけしている光景を見ると、とても優しい気持ちになりますよね。
しかし、女性の立場からみると出産後は腰痛に悩まされるお母さん方が本当に多いです。
そしてこのまま抱っこ時期が終わっても小学校に入学しても腰痛が続いてしまう人もいます。
産後の腰痛は骨盤の歪みのせいで起きると言われています。そしてもう一つ腰痛の要因になっているのは?
産後で待ち受けているのは子どもの夜泣きで睡眠時間が格段に削られることこそが、腰痛の要因にもなるのです。
睡眠時間が不足してしまうと、筋肉の緊張が増し背骨が固くなるのです。そして、柔軟性に欠けてしまった筋肉や背骨で子どもを抱っこしているとカラダ全体に負荷がかかりやすくなります。これは、数キロの重さではなく、その何倍もの負荷が腰や肩にかかるのです。(50㎏~60㎏くらいの負荷が、それ以上の負荷が中腰の状態ではかかります)
育児は毎日なのでこのような状態なら腰に痛みが出てもおかしくないですよね。では、どうしたらこの腰痛を軽減させることができるのか?
睡眠で疲労の蓄積は軽減される
一番はしっかりと睡眠をとることです。
「でも一日中子どもと寄り添っているし、夜鳴きで夜もしっかり寝れないし無理に決まってるでしょ!」と言われそうですね。。。それなら短い睡眠でも睡眠の質を上げるようにしてみましょう。
睡眠の質を上げるには
お風呂
・熱いお風呂ではなく37~39度くらいのお風呂に15分程つかるのもおススメです。(家族の方に協力してもらってお風呂は一人で入れるといいですね)
背骨を動かすような運動をおこなう
・睡眠が減ったり、質が落ちたりすると背骨の可動性が悪くなるので、5分以内でできるストレッチポールやフォームローラーを使うのもいいですよ 。
今まで拝見したお母さんの方達も、睡眠時間が不足することで背骨とその周辺の筋肉が硬くなり、腰痛に悩まされていることが多くありました。
睡眠の質を上げることと、柔軟性を失った背骨を動かす運動をおこなうことで腰痛というストレスから解放され子育てをされている方はたくさんいらっしゃいます。
今現在子育て奮闘中だけど腰痛に悩まされておられるなら、たかが睡眠不足と侮らないで下さい。
もしも腰痛に悩みながらの子育てが苦痛であれば、いつでも当院へご相談ください。快適な子育てを目指して、あなたのお悩みに全力で向かい合います。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。