こんにちは。山梨で「膝の痛み・坐骨神経痛」専門のももたに整体院の桃谷です。
「股関節が痛くて整形外科で治療を受けても改善が見られず、いったい私の股関節痛の本当の原因って何なの?」と悩まれている方もいらっしゃると思います。
今回は、整形外科へ受診した際に医師から言われた原因は本当なのか?と当院の考える股関節痛の原因と治療法に関してお話をしていきます。
整形外科が言う股関節痛になる4つの原因は本当?
整形外科の医師から説明される股関節痛を発症した原因とは?
変形性股関節症を発症した原因として、医師から次のような説明を受けませんでしたか?
- ①加齢により軟骨がすり減ったため
- ②体重の増加により股関節への負担が増したため
- ③股関節周りの筋力の低下によるため
- ④生まれつき股関節の作りに問題があるため(先天性股関節脱臼、先天性臼蓋形成不全)
あとは、原因不明といったところでしょうか。
しかし、考えてみてください。
これらの条件に当てはまる人が全員、股関節痛で悩んでいるでしょうか?
答えはNOです。
高齢の方でも、体重が100kgを超えている方でも股関節に痛みがないという方は大勢いらっしゃいます。あなたの周りでもそんな知人はいらっしゃるはずです。
つまり、4つの原因が股関節の痛みを引き起こしているわけではないのです。
では、股関節痛に対する整形外科の治療法と、先ほど挙げた4つの原因について少しだけ深く掘り下げて説明しますね。
股関節痛に対する整形外科での治療法
病院での股関節痛に対する治療としては、投薬やブロック注射で痛みを抑えるといったものが主ですね。
でも、ちょっと待ってください。お薬で確かに痛みは抑えられるかもしれませんが、原因となっている股関節の変形は治っていませんよね?
それどころか痛みを薬で抑えたまま、これまでと何も変わらない生活を送っていたのでは股関節の歪みが進行することはあっても、改善することはありません。
薬が切れて股関節が痛い、痛みを取りたくて投薬する、しかし、また薬が切れて・・・。
こんな悪循環に陥ってしまいます。
あなたもそんな悪循環になっていませんか?
矛盾する股関節痛になった4つの原因
-
①加齢により軟骨がすり減ったため
人間には関節がたくさんあります、例えば肘、膝、足、手首、背骨などですが当然股関節も関節です。その関節は骨と骨で構成されているのですが、その骨同士がぶつかり合って傷つかないように守っているものが軟骨なんですね。
その軟骨が擦り減ったことが股関節の痛みになっているんですよと医師から説明を受ける訳ですが、そもそも軟骨には痛みの神経がないので擦り減ったぐらいでは痛みなんて感じないのです。
ただ整形外科では、画像でしか判断できない為に画像上に少しでも異常があれば、それが原因だろうと説明してしまうのです。
-
②体重の増加により股関節への負担が増したため
さきほども述べたように体重が多ければ皆がみんな股関節を傷めてしまうのでしょうか?
肥満体の人、力士やプロレスラー、ラグビー選手などなど体が大きな人でも全く股関節や膝に問題がない人がいますよね。たしかに体重は股関節に負担をかける一つの要因でもあるので過度の体重増加は気をつけてくださいね。
あとは、体重が原因であるならば両足の股関節を傷めないとおかしいのですが、私が担当した股関節痛で来られた患者さんはほとんどが片方の股関節だけの症状でした。最初は片方の股関節痛でその後もう片方も傷めるという人はいましたが、同時に両方の股関節が痛くなったという人はいないのです。
それでもあなたは変形性股関節症の原因は体重のせいだと思いますか?
-
③股関節周りの筋力の低下によるため
これまでたくさんの患者さんのお話をお聴きしてきました、その中で男女ともに股関節痛の思い当たる原因として挙げられるのが「筋力の低下」でした。医師からも言われるから余計にそう信じてしまいます。
たしかに長期入院で寝たきりになっていた人ならば筋力が大幅に低下して股関節にストレスがかかるので、もっともらしい原因なんですが、実は違うんですよね。
大事なのは「筋肉の柔軟性」
仕事や家事などで毎日同じ姿勢や動きをする事で同じ筋肉にストレスがかかり続けると、知らず知らずのうちに筋肉の柔軟性は失われていくのです。
柔軟性がなくなった筋肉はどんなに筋骨隆々でも本来の力を発揮できないので、結果股関節を支える事ができなくなるんです。だから、筋力をつけようとしてスクワットをして鍛えても柔軟性は失われるので逆効果になることがほとんどなのです。
-
④生まれつき股関節の作りに問題があるため(先天性股関節脱臼、先天性臼蓋形成不全)
「そもそも体に問題があるのなら仕方ないな」と思ってしまうかもしれません。
でも待ってください!生まれつき問題があるのなら何故いまになって痛みが出てくるんですか?10代や20代で痛みがなかったのは何でなんですか?
私の妻も30代前半の時に股関節が痛いからと整形外科にいった事があります。そこで検査を受けた結果「股関節の臼蓋形成不全」と診断を受けました。生まれつきのものであるのに痛みが出るのは30代から60代の女性が多いです。本当に生まれつきのせいなのでしょうか?
そう思った私は妻と日常生活を徹底して見直しました。座り方、立ち方、筋肉の状態を変える事で股関節の痛みは改善しました。
生まれつきだからといって諦めるのは早いと思いませんか?
ももたに整体院が考える股関節痛の原因と根本改善施術とは?
先に挙げた原因が痛みの主な理由でないなら、一体何が原因なのでしょうか。
要因の一つに筋膜の歪みがあります。筋膜とは全身に張り巡っている膜のことです。
股関節に関係があるのが、骨盤周辺の筋膜です。骨盤周りは意識をしないと動かしにくいので筋膜の歪みがついてしまいます。
股関節に痛みがある方は、骨盤周りの歪みや筋肉の柔軟性が落ちていることが当院の多くの変形性股関節症の治療経験から見た、患者さんの原因のよくある特徴の一つです。
そこで、股関節を痛めている原因はどこにあるのか、その人の体の使い方や、股関節にストレスをためてしまっている要因をしっかりとみていく必要があります。
当院では、股関節に負担がかかる原因を、その方の普段の生活習慣や体の使い方、痛みの出るタイミングなどを見極めて、股関節に出ている症状の原因を見抜き、一人ひとりに必要な治療やアドバイスをすることで、根本的な改善を目指します。
今現在の痛みを取ることと同時に、日常生活で負担をかけてしまっている悪いクセを改善し、仕事や日々の活動に支障なく生活を送ることができるか?といった部分に重点を置いて施術を行っていきます。さらに股関節は歩く、走る、階段の昇り降りなど日常生活で大きな負担がかかっている場所です。大切なのは施術を通じて痛みを取り除いた後に、いかに再発をしないかを考えることが重要になってきます。
当院は「痛みを取った先のケアこそが本当の根本改善」だと考えておりますので、施術後のフォローや、長期的なセルフケアの指導にも力を入れています。
決して一人で悩まないでください。一人で悩むより股関節痛の臨床経験豊富な私と二人で考えていけば「股関節が今まで以上に楽になって豊かな生活を送れる」ように全力でサポートします!
今まで通った整骨院や整形外科で股関節痛の改善が見られなかった方は、ぜひももたに整体院へご相談ください。
当院の股関節痛に対する考え方と治療法⇐こちらをクリック
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。