こんにちは。山梨市の「膝の痛み・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。
今日のテーマは
腰椎ヘルニアと腰痛の関係についてお伝えしていきます。
ある患者さんの例ー病院で腰椎ヘルニアと診断されたけど・・・
以前、来院された方のケースです。
その方は、1週間前から腰痛が出てその後どんどんひどくなったので、病院(整形外科)で受診されました。
レントゲンを撮ると、先生に
「ヘルニアっぽいから来週MRIを撮ってみましょう」
と言われたそうです。
病院では痛み止めの注射と薬をもらって飲んでいましたが、あまり改善しないので、MRIを撮るまでにまだ日数もあったのでその前に私のところへ来られました。
私のところで施術をすると、1回目で痛みが半減し、5回目で腰の痛みはほとんど改善しました。
その後、病院の予約を取っていたのでMRI検査に行ったそうですが、その時に先生に言われたのが、
「椎間板(背骨と背骨の間にあるクッションの役割をするもの。これがつぶれて、飛び出して神経を圧迫するのがヘルニアです。)の厚さが正常な人は2センチあるけど、あなたは2ミリしかないね。だから腰が痛いんだよ」
それを聞いた患者さんはこう思ったそうです。
やっぱりヘルニアなんですね。でも腰痛は楽なんですけど。。。
そうです、ヘルニアはあるけど、その方の腰痛は改善しているのです。
なんででしょう???
腰椎ヘルニアと腰痛は関係があるの?
答えから言いますと、ヘルニアだから腰痛になるのは関係がありません!
腰椎の椎間板が2ミリしかなくても、体のバランス(筋・筋膜の柔軟性)が整えば腰痛は改善することができます。
そして、椎間板が擦り減っていても腰痛とは関係がないのです。なぜならば椎間板自体に痛みを感じる神経は無いからです。
ヘルニアで手術をしても腰痛が取れなかった方は、ヘルニアが腰痛の原因ではなかったからです。
厚生労働省の発表した研究結果によると全腰痛の中で骨(ヘルニア・狭窄症・すべり症)が原因で腰痛になっている人は5%だそうです。
意外と少ないですよね??
レントゲンやMRIの画像を医師に説明されると信じてしまいますが、
実際は違うこともありえます。
ヘルニアと診断され腰痛でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
ヘルニアの手術を行ったけど痛みが取れなかった女性の改善例の動画はこちら⇓
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。