こんにちは。山梨市で唯一の「慢性腰痛・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。
この10月は引き続きお膝に関してみなさまにお伝えしていこうと思います。と言いますのも来院される患者さまで膝を傷めていらっしゃる方が非常に多いからです。
今回は、膝の内側が痛む時はこんな原因があるんですという内容でお送りしたいと思います。
膝の内側が痛いのには〇〇が原因かも?
以前にも膝関連のテーマでお伝えしたように膝の内側が痛む方が非常に多いとはなしました。
では、膝の内側が痛む原因ってどんなことが考えられるか、何個か挙げていきますね。
変形性膝関節症
この変形性膝関節症は日本人に多い関節症です、一般的に体重や加齢もしくは日常生活で間違った使い方などで膝の軟骨の擦り減りが進行していきます。そしてO,X脚により軟骨が偏って減っていくことで更に進行が早まります。
この軟骨(半月板)というのは血管がないため他の筋肉や骨と比べ回復が非常に難しいという点が、一度変形した膝が元に戻らない所以です。
皆さんも街中で周りの人が歩いている姿をチェックしてみて下さい、X脚よりもO脚気味の人が多いのに気が付くと思います。
O脚になってくると膝の内側に荷重がかかってくるため軟骨の内側が早く擦り減ってきて膝を曲げると痛みが発生する状態になっていくのです。
ではどうすれば良いかというと正直変形した関節は元の形には戻りません、変形した膝で生活してくると下半身の筋肉は膝をかばう為緊張が増します、なので周りの筋肉の緊張を緩和させることが大事になってきます。
半月板損傷による膝の痛み
スポーツ競技での損傷が多いです、普通の生活ではあまり傷める事はないでしょう。
ラグビー、柔道などの相手と接触することが多いコンタクトスポーツ、体育館での競技は膝の外傷が特に多いです。
コンタクトスポーツは相手からの衝撃がありますので想像はつくかと思いますが、体育館ではどうかというと床が関係していきます、体育館の床って「キュッキュッ」って滑らないですよね、なので身体の急な方向転換で膝を捻ったりした時に半月板に過度な荷重がかかり傷めることが多いんです。
体感ですが私が診てきた中ではバスケットボール選手が多いですね。
対処法としては、基本的に安静が一番です。損傷が重傷であれば手術が選択肢として十二分にありえます。また本格的に競技選手として復帰される人は保存療法よりも手術を受けられるのがほとんどです。
まとめ
お膝って仕事や私生活などの普段の座り方や使い方、もしくはスポーツで傷めやすい関節でもあります。しかも膝の関節の痛みはその時だけでなく将来的にも引きずることがあります、それだけ日常生活に影響がある関節なので膝だけでなく下半身の日々のケアは大事になりますからね。
今回は変形性膝関節症と半月板損傷の2つを取り上げてみました。まだ膝の痛みに関連するものは他にもありますので、それは次回にお伝えしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。