こんにちは。山梨市で唯一の「慢性腰痛・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。
今月は「膝」に関してどんどんお伝えしていきますよ。おそらく伝えきれないほど膝の関節や膝まわりの痛みなど伝えきれないほど奥が深い「膝」なんですが、今回は患者さまの疑問にお答えする形になります、どんな疑問かといいますと
「先生、膝が痛い時、温めた方がいいの?それとも冷やした方がいいの?」
という疑問・質問を時々いただきます。
さて、みなさんはどんな時に冷やした方がいいと思いますか?どんな時に温めた方がいいと思いますか?
膝が痛い時、冷やすべき?それとも温めるべき?
膝が痛くて冷やした方がいい場合
膝の痛みって単純に関節に炎症が起きていたり、筋肉に問題が起きていたり、靭帯を傷めていたり色々あるのですが、分かりやすく言えば慢性炎症と急性炎症の二つです。冷やした方が良いのは急性炎症なんです。
急性炎症は、膝を傷めてから数日までのことで熱感や腫れたり、ズキズキと痛みを感じたりしており、関節や周囲の軟部組織が傷ついている状態です。イメージとしては見えない関節の所で血が出ている状態で、ここで温めてしまうと中の血流が良くなりすぎてしまい余計に血が出てしまい腫れや痛みが悪化してしまいます。
なので膝をグネッと捻った・何かにぶつけて強打した時は冷やした方が急性炎症の対処法としていいのです。
上記の内容を簡単に患者さまに説明をすると、
「じゃあ、冷シップをすればいいの?」と聞かれることがありますが、間違っているんですよね。別に患者さまが悪いわけでなく、販売や処方するお店や薬局が効能や使い方の説明を怠っているのが問題なんですよね(悲)
温シップと冷シップは効き目は一緒で、皮膚表面がわずかに温かく感じるかヒンヤリ感じるかの違いだけです。シップは痛みを誤魔化す消炎鎮痛剤が入っているだけで冷却の効果はありませんから覚えておいてくださいね。
氷で冷やしてください
・水と氷を袋に入れる
・膝をくるむように当てる
・15分くらいしっかり冷やす
・テーピングや包帯で圧迫
・また冷やす
アイシングと圧迫を行うってことです。ここでは詳しく記載しませんが炎症を抑えるためにしっかりアイシングをしてくださいね。
膝が痛くて温めた方がいい場合
急性期ではなくある程度日数が経過したものはどんどん温めてあげてください。炎症が治まった段階で今度は膝の周辺の筋肉や軟部組織が血行不足になっています、そこを温めて血流の循環を高めて回復力をつけていきます。
私がおススメするのは山梨に山ほどある温泉です、家庭のお風呂でも良いですよ。膝だけを温めるよりも全身の血流を促進させた方が断然回復力は違います、お風呂以外でも直接膝にカイロを貼ってもいいし、レンジでチンして温かい「湯タポン」みたいなものでもいいのでとにかく冷やさないようにしてあげてください。
これからの秋・冬は膝をしっかり温めていきましょう。もし病院で検査をしたけど膝の痛みが取れない場合はいつでも「ももたに整骨院」にご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。