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農作業で痛めやすい身体の部位と予防策を山梨の専門整体師がアドバイス!|山梨県のももたに整体院

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こんにちは。山梨で「膝の痛み・坐骨神経痛」専門のももたに整体院の桃谷です。ここ山梨ではモモやブドウなど、おいしい果物を育てていることで有名ですが、梨北米というブランド米もつくっています。

当院に来院される患者様の中にも、農作業に従事されていらっしゃる方も多く来院されます。農家の方は普段の農作業の中で体の一定の部位を酷使するような作業が日々続きがちです。そうなると身体に痛みが出たり、毎年必ず特定の部位に痛みが出てしまう、しかも休めないので無理をし、さらに症状が悪化する…というような方も多いです。

そこで今回は、農作業で痛めやすい身体の部位と、その予防策について解説していきたいと思います。

農作業で痛めやすい身体の部位

農家

それでは早速ですが、農作業で痛めやすい身体の部位について見ていきたいと思います。農作業と一口に言ってもさまざまな動作があるため、身体のいろいろな場所を傷める可能性があります。

腰痛

農作業で痛めやすい身体の部位の筆頭が腰ではないでしょうか。およそ農業を営んでいる人の中で、「まったく腰がなんともない」という人の方が少ないのではないかと思います。

最近ではトラクターや田植え機、コンバインなどを用いて、田圃を耕したり苗を植えたり、稲を収穫するのがほとんどであるため、手で苗を植えたり、稲を刈ったりするケースは稀です。

とは言うものの、収穫した稲を束ねて干したり、できあがったお米を運んだりする際には、腰に多大な負担がかかることとなります。

また、トラクターや田植え機、コンバインに座っている姿勢自体が、腰周りの筋肉を緊張させてしまいます。筋肉が緊張すると、筋疎血と言って、筋肉へと運ばれる血液の量が減少してしまいます。

筋疎血が起こった場所には痛み物質が産生されやすくなります。この痛み物質が筋肉痛のような痛みを生じさせ、それが積み重なることによって慢性、および急性腰痛のリスクが高くなるのです。

膝痛い

農作業で痛めやすい身体の部位としては、膝もあげられます。農作業をおこなっていると、しゃがんだり立ったりという動作が必然的に多くなり、膝関節に負担がかかるのです。

膝にはいろいろな筋肉が付着していますが、特に太ももの前面にある大腿四頭筋は、腱に移行して膝蓋骨(いわゆる膝のお皿)に付着しています。

そのため、農作業によって大腿四頭筋の緊張が強くなると、膝の上側や下側が引っ張られ、痛みが生じることとなるのです。

 

首や肩

首いたい

首や肩も、農作業によって痛めやすい身体の部位の1つです。農業は狭義で農耕のことを意味しますが、広義で捉えると野菜や果物を育てたり、家畜を飼育したりすることも含みます。

山梨では特にモモやブドウなどが有名ですが、それらは低木に実る植物であるため、常に上を向いた状態で作業をおこなう必要があります。

筋肉が凝るのは、筋肉を使うからというよりも、ずっと同じ姿勢をしているからです。果物を育てるためにずっと上を向いていると、必然的に首や肩がこることとなるのです。その筋緊張が限界を超えると、いわゆる「筋違え」や「寝違え」となって現れる訳です。

手首

いくら農業の世界でも機械化が進んだとはいえ、最後の段階では人の手が必要となります。そのため、手首も農作業にともなって痛めやすい身体の部位の1つとなっています。

農作業で身体を痛めないための予防策

農作業で痛めやすい身体の部位について知って頂いたところで、次に、農作業で身体を傷めにくくするための予防策を紹介したいと思います。

休憩しながら作業する

農作業によって身体を痛めにくくするためには、休憩を入れながら作業をするということが一番重要です。農業は天候との勝負でもあるので、できるときにやってしまわないといけないことは多いと思います。

とは言うものの、休憩をしないで作業を継続していると、身体を痛めるリスクが高くなりますし、作業能率の低下にもつながります。体と相談しながら、適宜、休憩を取るようにしてくださいね。

身体をしっかりと休める

休み

農作業に限らず、デスクワークであっても、トレーニングであっても、遊びであっても、メリハリが必要です。「やるときにはやる、休むときには休む」というのが、コンディショニングの基本中の基本です。

農業を営んでいると、実際の外での作業だけでなく、屋内での作業やデスクワークも必要となります。ただ、オーバーワークは身体を壊すだけでなく、今後の作業能率にも悪影響を与えてしまいます。

なるべく寝る前にお風呂などでゆっくりと身体を温めて、リラックスした状態で質の良い睡眠を取るよう、心がけてくださいね。

血行を良くする

腰痛でも膝痛でもその他の疾患でもそうなのですが、何らかの症状があらわれている場所には、必ずと言っていいほど血行不良がみられます。そのため、常日頃から血行を良くしておくよう、心がけましょう。

運動によって血行を良くするという積極的な方法はもちろんのこと、海藻やキノコ、青魚、ねぎ類や酢など、いわゆる「血液をサラサラにする」食品を摂取するのも効果的ですよ。

ストレッチをおこなう

先ほども触れたように、何らかの症状があらわれている場所には、必ずと言っていいほど血行不良がみられます。そして、血行不良を改善する方法の1つがストレッチだという訳なのです。

オススメのストレッチ

腰痛や膝痛、肩こりや首のこり、手首の痛みなどを改善するためには、ストレッチをおこなって血行を促進するのが効果的です。そこで、各部位ごとにおすすめのストレッチを紹介したいと思います。

 

ばんざいストレッチ

ストレッチ

ばんざいストレッチはその名の通り、夜寝るときに布団やベッドの上で、ばんざいをするように両腕を大きく上に伸ばすストレッチのことを言います。

首こりや肩こりの原因の1つとして、肩甲骨の可動域制限があげられます。そこで、普段なかなか伸ばさない真上に腕を上げることで、肩甲骨の可動域を上昇させ、首こりや肩こりを改善するという訳です。

間上に30秒ほど両腕を上げたら、今度は真横に両腕を伸ばしましょう。胸郭を広げることによって、肩甲骨と背中の間の筋緊張が緩和します。呼吸が深くなって、睡眠の質も向上しますよ。

 

腸腰筋ストレッチ

セルフケア

腰痛に悩まされている方は、腸腰筋ストレッチにチャレンジしてみましょう。腸腰筋は腰と骨盤をおなか側で結んでいる筋肉で、腰痛の根本的な原因だと考えられています。

腸腰筋はバスタオル1枚で簡単にストレッチすることができます。まず、バスタオルを縦に2回、横に2回畳んで長方形にしましょう。

次に、ベッドやヨガマットなどの上に仰向けになり、長方形にしたバスタオルを身体に対して直角になるよう、ベルトラインのあたりに差し込みましょう。

腰が少し反るようなイメージです。これを1分から2分、寝る前におこないましょう。慢性的な腰痛であれば、次の日には楽になっていると思いますよ。ただし、タオルを敷いたまま寝ないように気をつけてくださいね。

 

お風呂で膝のストレッチ

正座

農作業によって膝が痛くなるという方は、お風呂の中でストレッチをするのがおすすめです。やり方はとても簡単で、湯船に入って身体を温めたら、浴槽内で30秒間正座をするだけです。

浴槽内で正座をすると浮力が働くため、膝関節にかかる負担をかなり減らすことができます。その上で、膝痛の元となる大腿四頭筋の筋緊張を緩和させるという訳なのです。

 

前腕のストレッチ

お風呂で身体を温めたら、前腕のストレッチもおこないましょう。手のひらを上に向けて右手を前に出します。左手で右手の人差し指から小指をつかみ、下に曲げましょう。可能であれば、右手の指を身体の方へ曲げます。30秒ストレッチしたら、反対側も同様におこないましょう。

まとめ

農作業をしていると、痛みとは無縁でいることが難しいですよね。ただ、日頃からストレッチをおこなったり、お風呂で身体を温めたりすることで、リスクを最小限にとどめることが可能です。それでもどうしようもない時には、ももたに整体院までご連絡くださいね。

 

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