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階段の昇りで膝が痛い原因はここにあります

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こんにちは。山梨市で唯一の「慢性腰痛・坐骨神経痛」専門のももたに整骨院の桃谷です。

 

先週世間では三連休でしたが、私は地元である広島県へセミナーに参加をしてきました。山梨県からは新幹線を利用しても6時間かかるんです、けっこう遠いんですよね。なので広島と東京とで宿泊する予定でしたが台風の影響で帰りの東京駅に着いた時には深夜の3時すぎ、山梨行きの電車まで1時間半しかなかったので休憩用の新幹線で仮眠をとって山梨へ帰ってこれました。

 

台風の中でもJR新幹線が運航していたことに感動しました。

 

さて、今回のテーマは「膝」に関連した内容でお伝えしていきます。

 

階段を昇ると膝が痛くなる原因とは?

 

今回の広島までの移動で二日分の荷物を持って駅構内を歩いたりしました。

けっこう下半身に負担を感じたんです。もし階段を昇る時に膝に痛みが起こると辛いし、不安に感じてしまいますよね。もしかしたら、骨や靭帯が悪いのか?そんな事も考えてしまいます。

 

そんなふうに階段での痛みがあるとついつい考えすぎてしまうのも気持ちは分かります、でもまずは痛みの原因を突き止めてみましょう。

 

階段を昇った時に膝が痛む原因

まず階段を昇るとなると「よいっしょ」って足で踏ん張ります、その時に太ももの筋肉が硬くなるのですが、その筋肉は大腿四頭筋と呼ばれるものです。

  • 1、 大腿直筋2、内側広筋3、外側広筋4、中間広筋

と4つの筋肉から構成されるので大腿四頭筋と名付けられています。この筋肉が膝周りにも通っていて、筋肉が硬くなることで膝の関節の動きを悪くしてしまうので痛みが出るのです。

特に膝の前面を走行している1の大腿直筋が硬くなることが階段の昇りの痛みに直結します。この筋肉は膝のお皿(膝蓋骨)に覆いかぶさっていてお皿の動きに影響を及ぼします。

  • ① お皿(膝蓋骨)の動きが制限されてくるとお皿の裏側にある膝蓋下脂肪体という弾力がある組織がお皿に圧迫されて炎症を起こします。
  • ② 脂肪体が圧迫され続け炎症を起こすと組織自体が腫れた状態になり、お皿の動きが更に制限され膝関節が挟みこまれるようになります。

そして階段で踏ん張った時に炎症部分を刺激され痛みとして現れる。さらに膝関節内の靭帯や軟骨(半月板)にも負担がかかって痛みが増幅します。

なので膝の痛みを放っておいて生活を続けているとどんどん筋肉は柔軟性をなくし、お皿の奥の組織や関節内の軟骨・靭帯も悪くなるのです。

ではどうすれば膝の痛みが出ずに階段を昇れるようにするかというと

 

大腿四頭筋の柔軟性をつける

 

昇った時の膝の痛みの原因はほとんどが太ももの筋肉の柔軟性です。私の経験上、筋肉の柔軟性をつけるだけでだいたいの方は改善方向へ向かいます。

よくリハビリの光景で、「太ももの筋肉をつけましょう」と言って太ももの筋肉を鍛えていますが、これは痛みの予防に対してであって痛みの解決にはなりません。

 

方法としてはご自身でストレッチをするか、治療院や整体でしっかり柔軟性をつけてもらうかで良いと思います。

太ももの筋肉を柔らかくすることは腰痛予防にもなるのでおススメです。

是非、この記事を読まれていて階段で膝が痛い方はやってみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。

 

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