こんにちは院長の桃谷です。
そろそろ梅雨の季節も到来ですね。5月と比べてだいぶジメジメした天候で、夜も暑くてなかなか寝付けないで疲れもなんだか取れないことないですか?
こんな季節に多いのが頭痛です。
本日は頭痛にたいしてよく使用される頭痛薬についてお伝えしていきます。
頭痛薬多用していませんか?
突発的な頭痛が出るとほとんどの方が、頭痛薬を飲まれています。
その中でも市販されるようになった頭痛薬といえば
「ロキソニン」だと思います。
頭痛でいらっしゃるほとんどの方が飲まれています。しかも高頻度で。。。
しかし気をつけてもらいたいのが、
痛み止めであって、頭痛の原因そのものが治るものではない。ということです。
例えば水道の蛇口から水がポタポタと漏れている状態をイメージしてください。
ポタリポタリと漏れている水を、グラスで受けて、コップがいっぱいになる前にまた新しいグラスと交換して。。。
グラスを交換し続ければ水が溜まって溢れることはないですが、
水道の蛇口を「グッ」と閉めないと水はずっと漏れますよね。
ここでいう蛇口から漏れている水が、頭痛です。
グラスがロキソニンです。
ちゃんと根本原因である蛇口を閉めないと治らないですし、ずっと頭痛に悩まされることになります。
頭痛薬の注意点
そして、ロキソニンなどの頭痛薬には副作用があるのもご存知ですか?
使用上の注意欄に、
①妊婦さん
②15歳未満の子供は、使用しないでください。
と記載されています。
それでも、親御さんが知らずに15歳未満の子どもに渡しているケースもあります。
実際に私が患者さまにお聴きした話で、
病院で処方された「ロキソニン」を余っているからという理由でまだ中学生の子どもにそのまま飲ませたことがある。と聴きました。
私はその場で「痛み止め」のことや身体への影響をアドバイスさせて頂きましたが、子どもさんの身体が大事なら本当にやめてくださいね。
また、病院で処方される「ロキソニン」と薬局で市販されている「ロキソニンS」では効き方が違います。断然、病院で出される物の方が効きが強いです。
頭痛薬を多用すると
頭痛薬を飲み過ぎると、「薬物乱用頭痛」になってしまうことをご存じでしょうか?
飲む回数や量が増えてくると、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、薬も効きにくくなります。
頭痛薬を飲むために頭痛が出てしまうという悪循環の状態になってしまうのが「薬物乱用頭痛」です。
以下のようなケースに起きやすいと言われています。
①2,3日に一度は頭痛がある。
②頭痛薬を週に2回以上飲んでいる。
③朝起きたときから頭痛がする
④薬をいくら飲んでも頭痛がとれない
⑤偏頭痛も経験したことがある
もし、心当たりがある方で
もうこれ以上頭痛に悩まされたくない
という方は一度当院までご相談してください。
当院には、頭痛で仕事や趣味のスポーツもできなくなった方が
そこから当院で、毎日の頭痛から解放された方もいらっしゃいます。
頭痛のないお体にすることで、今まで我慢していたことや、できなかった趣味を再開された方はたくさんいます。
あなたの頭痛も薬にたよらず、しっかりと根本から解決してみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝いたします。